これは水です

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言葉の流れに身を任せながら

明るい未来で逢いましょう〜祝玖寿 乱舞音曲祭の記憶〜

 

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前回の音曲祭と同じようなガラ・コンサートかと思いきや、審神者の断末魔が四方八方から飛び交う記念公演でお馴染みの祝玖寿 乱舞音曲祭!!

本日はその音曲祭で目撃した客降りと被弾したファンサ諸々の記憶をここに記します。

 

配信で見ていても、誰がどの辺に降りてるのかな~~んもわからん!!!!

毎日福井公演のアーカイブ配信を見ていたのに、現地に行ったら別の範囲のテスト勉強してた???ってレベルで予想外の客降りされたので、実際こうだったよっていう話をしておきます。そう、この記憶がうすれる前に…。

 

なお、これはあくまでも私個人の視点から語る記憶であり、公式ではありませんし、会場によってはルートが変わることもあると思うので、「こういう世界線もあるのか…」程度の本当に軽い気持ちで読み進めてください。

あくまで10月序盤の情報です!!!!11月になったら逆回りとかになりそう!!!!

なので、実際観に行ったら全然違うじゃん!!っていう苦情については対応できませんので悪しからず。それではよろしくお願いいたします!!!!




 

 

 

客降りをどこから目撃したのか

まず私がどの辺りから観劇していたのか、ざっくりとした位置を下図に示します。

参戦したのは北海道公演の10/12夜、10/13昼夜の3公演。

座席位置はは下記の通りです。

 

  1. 10/12 夜公演:南スタンド席前方(下手側ステージ寄りスタンド赤枠)
  2. 10/13 昼公演:北スタンド席ロイヤルボックス後方(上手側ステージ寄りスタンド席赤枠)
  3. 10/13 夜公演:花道囲い席下手側Aブロック後方(下手側アリーナ赤枠)

 

②のロイヤルボックスというのは会場内にある貴賓席ゾーンで、後ろのスタンド席と隔離するように一番後ろの座席は壁を背負っています。

このゾーンには前方の通路からしか入れず、後方スタンド席前の通路を通る男士は壁一枚を挟んでいる状態になります。

図を見てわかる通り、北海道公演の会場は狭く、アリーナ席が花道囲い以外ない状態だったので、スタンド席への客降り頻度が段違いだったように思えます。

なんならスタンド席前方と上手下手の花道ほぼゼロ距離でした(個人の体感です)

 

また、北海道公演のスタンド席は前方通路がないタイプだったので、途中まで降りてくるタイプと一番下まで降りてくるタイプの男士で分かれていました。

昇降ステージについては左右花道に各2つ、中央前方ステージに1つ、ミニステージに円形が1つありました。(花道の昇降ステージは図の青枠)

 

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各位置から見た記憶~下手側ステージ寄り南スタンド付近編~

誰がどの順で来たかまで細かくは覚えていないので順不同で挙げていきます!!!何せ自分と周りの悲鳴で曲どころではない。

 

『始まりの風』~『勝ちに行くぜベイベー』

小竜景光一期一振、鬼丸国綱、松井江、陸奥守吉行、大般若長光へし切長谷部、村雲江

『KEY MAN』~『100万回のありがとう』

髭切、にっかり青江、大典太光世、日向正宗、水心子正秀、南泉一文字(もしかしたら前半かも)、明石国行、今剣

『旅人の歌』

桑名江、大和守安定?、一期一振?(桑名くん以外記憶が定かではない)

 

昇降ステージ
  • 『Can you guess what?』:南泉一文字
  • 『BE INSIGHT』:松井江
  • 『mistake』:明石国行
  • 『KEY MAN』:大般若長光
  • 『100万回のありがとう』:村雲江、日向正宗
  • 『獣』:水心子正秀



よく配信カメラで抜かれるところ
  • 『始まりの風』の「星も見えないMy eyes」(小竜パート)
  • 『勝ちに行くぜベイベー』の一番Aメロ「イケてるよアップしちゃう」(陸奥守、安定、長曽根、鬼丸)
  • 『KEY MAN』の「優柔不断は命取りになるぞ」(水心子パート)

 

カメラに抜かれていないであろう脳内の記憶~客降り曲~

髭切がスタンド空席に座って、更に隣の審神者のうちわ(髭切応援うちわ)を手に持ち「これは僕のことかい?君が作ったのかい?」みたいに審神者の顔を覗き込みながら聞いて、審神者が頷いたらにこやかに去っていく

・スタンド席前方まで降りてきて入念にうちわを確認して指さしてから、「真ん中でKEY MAN」のところで自分のタオルをみんなに掲げてみせる青江

・スタンド席前方まで勢いよく降りてきて、自分のうちわを見つけたら指でばーん!していく陸奥

・ゆっくり降りてきてスタンド席前方の手すりまで行ってから皆にお手振りするファンサの優等生、水心子

・同じくゆっくり降りてきて悲鳴を背負いながら優雅にお手振りをする松井江

・元気に降りてきてみんなに元気な笑顔を振りまいていく長谷部

 

カメラに抜かれていないであろう脳内の記憶~その他の曲~

・『百花繚乱』でスタンド席と目が合った途端スマートな投げキッスをする小竜

・『Can you guess what?』で昇降ステージからスタンド席にウインクを飛ばす南泉

・『mistake』で昇降ステージから自分のうちわを見つけて頷く明石国行

・mistake後のMCは長曽祢虎徹、髭切がステージ寄り花道で休んでいる。長曽祢虎徹は客席を見てにこやかにファンサ

・『100万回のありがとう』でハンドベルと同じリズムでペンライトを揺らすようにこちらをじっと見つめる五月雨江

・『刀剣乱舞』で自分の名前が呼ばれたあと花道に並び、スタンド席を見てウインクをした巴形薙刀

※会場の構造上、スタンド席前が花道だったので他会場だと一部アリーナ席から見える景色になるかもしれません。

 

あとこれは個人的な感覚ですが、下手寄り花道は五月雨江が多めに通った気がします。いぬはできます、の顔をたくさん見たので…。




各位置から見た記憶~上手側ステージ寄り北スタンド付近編~

こちらも順不同です。あと正直『始まりの風』のイントロで頭上をみたら鬼丸国綱が居たところから記憶がないです。

東寄りの男士は見えるけどこちら側までは来ないという感じ。これはおそらく会場による。

ちょっと特殊な席だったので南スタンドよりは内容が薄くなります。

 

『始まりの風』~『勝ちに行くぜベイベー』

鬼丸国綱、一期一振、五月雨江、浦島虎徹、桑名江、陸奥守吉行、小竜景光、松井江、豊前江(東寄り)、大般若(東寄り)

『KEY MAN』~『100万回のありがとう』

髭切、源清麿、水心子正秀、今剣、蜻蛉切(東寄り)

『旅人の歌』

陸奥守吉行、蜻蛉切、松井江、豊前江(東寄り)、長曽根虎徹(東寄り)

もしかしたら鬼丸も居たかも

 

昇降ステージ
  • 『Can you guess what?』:五月雨江
  • 『BE INSIGHT』:水心子正秀
  • 『mistake』:にっかり青江
  • 『KEY MAN』:長谷部か一期だった気が…
  • 『100万回のありがとう』:桑名江、長曽祢虎徹
  • 『獣』:源清麿

 

よく配信カメラで抜かれるところ

・『Can you guess what?』の「魅惑的な横顔」(五月雨江パート@昇降ステージ)

・『始まりの風』の「雨が降りしきるMy Sky」(前半五月雨江パート)

・『KEY MAN』の「呑気な奴だって誤魔化されンな」(清麿パート)

あとは記憶が定かではないので割愛

 

カメラに抜かれていないであろう脳内の記憶~その他の曲~

・『Can you guess what?』の「魅惑的な横顔」で薄い笑みをスタンド席に向ける五月雨江@昇降ステージ

・『mistake』ラスサビでバチバチにスタンド席へ視線を投げながら初mistakeを犯すにっかり青江@昇降ステージ

・軽装曲(サンバではない)で上手側花道を歩き出す時、段差で巴形薙刀エスコートする蜻蛉切

・スタンド席後方に居てもわかるくらい花道で高いジャンプする桑名江



各位置から見た記憶~下手側ステージ寄り花道囲い席編~

花道囲いはほぼ客降りがないと思っていた時期が私にもありました。実はカメラに抜かれてないだけ!!!!

会場にもよると思うのですが、花道囲いで座った時の目の高さが大体花道の高さになります。

つまり立ったら花道に居る男士とびっくりするほど近くなる。目が合う。オタク、土に還るの巻。

なお、昇降ステージに関しては結構高くなるので完全に見上げる形になります。乱舞祭2022のミニステージ的な感じです。

客降り曲のときステージに居る男士は大体降りて来ますが、全員がブロック間の真ん中通路を通るわけではなく、花道と花道囲いの間の通路だけ通っていく男士も居るので要注意です。

 

『始まりの風』~『勝ちに行くぜベイベー』

源清麿、明石国行、浦島虎徹、長曽根虎徹大典太光世、髭切(花道通路沿い)

『KEY MAN』~『100万回のありがとう』

豊前江、村雲江、大和守安定、今剣、蜻蛉切(※上手側も回って来ます)

『旅人の歌』

日向正宗、今剣、浦島虎徹小竜景光(花道の周囲のみ)

 

カメラに抜かれていないであろう脳内の記憶~客降り曲~

・花道通路沿いから颯爽と現れて至近距離で目を合わせながら笑顔を振りまいていく豊前江(心臓に悪い)

・後ろからやってきて自分のうちわを持った審神者を指さしてから、その反対ブロックまで来てみんなを『KEY MAN』の銃声と共に指で撃ち抜いていく村雲江(いい笑顔)

・自分の名前が書かれたうちわを「自分のことです?」と尋ねた後、たまたまあった空席に座ろうか悩んで周囲の審神者に「いいよいいよ、座りなよ」という視線を送られてしばらく悩む明石国行(曲の途中だったので慌てて踊りながら去って行った)

・サビ前に悠々と歩いて黄色い声援を浴びた後、サビが来たらブロック間の通路でキレッキレのダンスを披露する長曽根虎徹(いいにおい)

・『勝ちに行くぜベイベー』のサビ終わり「Love&Peaceで勝ちましょう」のタオルを突き上げる振り付けを「みんな行くよ~」と口パクして一緒にやってくれる源清麿(かわいい)

・客降り曲になってスタンド席に鬼丸国綱が居るのを花道から黙って指さす大典太光世、気づかない鬼丸国綱(仲良しご陰気)

・客降り曲中、スタンド席から花道の長谷部に向かって投げキッスをする髭切、それを見て客席に首を振って見せる大和守安定(コント?)

・『KEY MAN』が終わってダンサーさんにタオルを返す際、丁寧に畳んでから渡す大般若長光(お育ちの良さ)

・『100万回のありがとう』で村雲江のハンドベルを欲しがる日向正宗、戸惑う村雲江の背後から自分のハンドベルも渡す五月雨江、????となった日向正宗からハンドベルを回収して今剣へ渡す五月雨江、マイクがわりにする今剣(かわいいの大渋滞)

『100万回のありがとう』で一人一人のうちわをしっかり確認して目を合わせながらファンサをした後、自分のピンマイクを手で抑えて「誰一人置いては行かないよ」の生歌を周囲に響かせる蜻蛉切(リミッター解除極)

『旅人の歌』でみんながちゃんと出来ているか顔を覗き込んでくる日向正宗(うまくやろう???!?!?)

・『旅人の歌』で2番になっても1番の振り付けをしてしまい、審神者の動きを見て気づいて「まちがえました!!」と顔を覆う今剣(かわいい)

 

カメラに抜かれていないであろう脳内の記憶~その他の曲~

・『百花繚乱』で目の前の花道に来た途端ウインクを飛ばしてくる小竜景光

・『百花繚乱』の「put your hands up」で客席に向かって手を挙げる仕草を示し、審神者がその仕草を真似するさまをみてにっこり笑顔と共に頷いてくれる五月雨江

・軽装曲(サンバではない)で大般若長光と並んでゆったり花道を歩きながら、自分のうちわに向かって手を振る小竜景光(軽装)

・サンバでノリノリの青江とキレッキレの髭切、持ってる棒を頭にくっつけて向かい合いはしゃぐ二振り

・サンバ終わりに帰る時、持ってる棒で鬼丸国綱の背中を突く大般若長光

・1部終わりにスクリーンに映し出される「休憩」の文字を音に合わせて中央花道でドーン!と指さしてからはけていく蜻蛉切

・『刀剣乱舞』のA~Bメロあたり中央花道で立ったまま体を後ろに大きく倒すという信じられない柔軟性を発揮する鬼丸国綱

客降りを見たまとめ

基本的にスタンド席への客降りはゲスト以外まんべんなくあります。

花影組、江は全体を回りますが、一部の男士は方向が固定されているかもしれません。

花道囲い席は、A1とかB2など各ブロック間に通路がありまして、そこでいろんなことが起きます。降りてくる男士が大量というわけではないのですが、丁寧なファンサでじっくり焼かれます。

スタンド席は空席があろうものなら蜻蛉切と鬼丸国綱が座って来ます。

それから、これは私の周囲に小竜くん推しが多かった影響かもしれませんが、下手側は高確率で小竜景光と目が合い、その上で即レスファンサをしてきます。

それはもう物凄くスマートにナチュラルに。周辺の方は気をしっかり持ってください。

なお私は大般若長光に全方位からグサグサに刺されて泣きながらうちわを振ってました。

結論:どこにいても急に刺される

 

 

余談〜ひふみよいむなやこ〜

今回の音曲祭は1曲目から新曲をぶち込まれているわけですが、この新曲が本当に好きで、涙腺が破壊されてしまい、1曲目からべしょべしょに泣いていました。

1曲目で泣いて、客降りで悲鳴あげて、サンバで笑って、問わず語りで泣いて、旅人の歌で悲鳴あげて、巣立ちの舞で泣いて、万の華うつす鏡で泣いて、かざぐるまで泣いて、情緒がずっとジェットコースター。

1曲目の歌詞で印象的なのは各公演を記す言葉の数々と、やっぱり「ひふみよいむなやこ」

これがどういう意味を持つのか軽く調べたので、メモとして書き留めておきます。

 

歌詞の「ひふみよいむなやこ」は「ひふみよいむなやこと」から始まるひふみ祝詞の一節です。

「ひふみよいむなやこと」は古来日本の数字、一から十までを指し、ひふみ祓詞とも呼ばれています。

ひふみ祝詞とは、「ひふみよいむなやこともちろらねしきるゆいつわぬそをたはくめか うおえにさりへてのますあせへほれけ」という、天照大御神が岩戸に隠れたとき、天宇受売命が舞い歌ったとされる清音のみで構成された歌。

このひふみ祝詞における数字は十種神宝(とつかのかむたから)を表します。十種神宝とは、天照大御神饒速日命(にぎはやひのみこと)に授けたもので、これと共に鎮魂法を伝授したと伝わっています。

 

十種神宝(とつかのかむたから)とは、下記の十種を指します。

  • 沖津鏡(おきつかがみ)
  • 辺津鏡(へつかがみ)
  • 八握剣(やつかのつるぎ)
  • 生玉(いくたま)
  • 死返玉(まかるかへしのたま)
  • 足玉(たるたま)
  • 道返玉(ちかへしのたま)
  • 蛇比礼(おろちのひれ)
  • 蜂比礼(はちのひれ)
  • 品物之比礼(くさぐさのもののひれ)

 

また、ひふみ祝詞先代旧事本紀に記載されていたもので、現存する資料が少ないのだそうです。この祝詞を唱えることで有名なのが奈良県の「石上神宮」とのこと。
石上神宮の祭神は下記の三体。

  • 布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)=韴霊(ふつのみたま)の剣
  • 布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)=十種神宝
  • 布都斬魂大神(ふつしみたまのおおかみ)=天十握剣(あめのとつかのつるぎ)

剣に関わる神が多いのが特徴です。

 

 

布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)

高天原から授けられた韴霊(ふつのみたま)の剣を指し、この剣が神武天皇たちを苦しめていた毒(穢れ)を祓う起死回生の力を持っていたとされます。

この「ふつ」という呼び名は刀剣の神の呼称とされていて、「祓」という言葉にも繋がるそうです。

フツは一般的に刀剣の神の呼称として理解される。その語源は現代語のプッツリのような「物を斬る擬声語」と説かれることが多いが、東アジアにおける広汎な刀剣祭祀の存在から、天や太陽に対する宗教的観想をともなった朝鮮語の「purk(赤・赫)」に由来するという説、除災招福の呪術儀礼を指す漢語の「祓」に由来するという説もある。また倭語の「都(ふつ)に」「尽(ふつ)くに」が「すべて」の意をもつことから、フツも一瞬にしてすべてを切り伏せるような霊威をあらわした語という理解もある。なおフツの語そのものは刀剣とは無関係として、フツに「依る」「寄る」「添う」と類似する意味があることを指摘したうえで、神霊の寄り添うモノ(布都御魂の場合は剣)と解する説もある。ミタマはその霊格化を表すものである。

布都御魂 – 國學院大學 古典文化学事業

 

布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)

ひふみ祝詞に謳われる十種神宝を指します。

この十種神宝を饒速日命が受け取った際に、ひふみ祓詞(布留の言)も伝授されており、これが傷を癒すだけでなく死者を蘇生できる言霊となると伝わっています。

物部氏の遠祖・饒速日命(にぎはやひのみこと)が、高天原より天降られる時、天津神から「天璽十種瑞宝(あまつしるしとくさのみづのたから)」を授けられました。

この時「もし痛むところあれば、この十種瑞宝(とくさのみづのたから)を、一二三四五六七八九十(ひとふたみよいつむゆななやここのたりや)と言って振りなさい。ゆらゆらと振りなさい。そうすれば死(まか)りし人も生き反(かえ)らん」とお教えになりました。この天璽十種瑞宝は「十種神宝(とくさのかんだから)」とも称えられる、十種類の神宝です。

「瀛津鏡(おきつかがみ)、辺津鏡(へつかがみ)、八握剣(やつかのつるぎ)、生玉(いくたま)、足玉(たるたま)、死返玉(まかるがへしのたま)、道返玉(ちがへしのたま)、蛇比礼(へみのひれ)、蜂比礼(はちのひれ)、品物比礼(くさぐさのもののひれ)」の十種で、「亡くなられた人をも蘇らす」霊力を秘めています。

布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)|神話にみる石上神宮の神様|石上神宮

 

布都斬魂大神(ふつしみたまのおおかみ)

須佐之男命が八岐大蛇を退治した天十握剣(あめのとつかのつるぎ)を指します。別名天羽々斬剣(あめのはばきりのつるぎ)。

退治された八岐大蛇の尾から出てきたのが草薙剣天叢雲剣)とされています。

 

 

今回の音曲祭で歌われた意味

新曲は「ひふみよいむなやこ」で止まっているので、付喪神達が唱えているのは死者を蘇生するためではなく、天照大御神を岩戸から出すために舞い歌った祝詞なんだろうなと考えています。
厄災を転じて幸せなこととするお祭り。
コロナ禍を乗り越え、ここまで来たことへの祝い事。

 

サビの歌詞も、全て玖を表す「こ」から始まっているので聞いていて心地が良いんですよね!!!!!

人でもあり、刀でもある、《心》という矛盾を抱えたミュ本丸の刀剣男士たちが「ここのつ重ねて 心あわせ 心かさね」と高らかに歌い上げてくれるのが、優しいメロディも相俟って涙腺を刺激してきて…。

 

また、

「覚えているかい 蕾の頃を 立ち止まった時も 声を出さずに涙した日も 半座を分かつ君が居た」

という歌詞が、刀ミュの愛に溢れていてとても好きです。


半座分かつ花のうてな。
それは三日月が友と呼んだものたちへの言葉であり、共に本丸で過ごす戦友へ向けての言葉でもあり……何よりも今回「友よ ともに」と音曲祭の最後に呼びかけられた我々へ向けられた言葉でもあるんじゃないかと。

彼らにとって我々は遠征先にいるただの審神者ではなく、9年かけて《友》になったんだなって思うと、なんだか感慨深くて、それを玖寿、九を重ねて重陽の祝い事で歌ってくれるの、本当に愛だなあって……思って……1曲目から泣かすな……序盤にmistakeを入れるな……呼吸が出来ねえんだこっちは…………。

 

 

 

おわりに

前回の音曲祭はたくさんの制限の中で、できる限りのことを全力で表現して笑顔を届けてくれたガラ・コンサートでした。

でも今回は、その制限のなかで諦めたものたちの悔しさを忘れずに昇華して、「これからまた共に楽しいことを始めよう」と言われているようで、胸がいっぱいになりました。

 

個人的に刀ミュの魅力って日本独自の文化を取り入れることもそうなのですが、客席にいる「あなた」へ愛を手向けてくれるところだと思っているので、それが今回は曲からも客降りからも今まで以上に伝わってきて、すごく凄く楽しかったです。

最後に手向けられた東京心覚の台詞も、3年の時を経てその場で聞くことが出来るとは思っていなくて…『問わず語り』と『かざぐるま』を同時に聴ける日が来たのも感無量で…。

 

ここに至るまでに諦めてきたものがあるのはきっと皆おなじだけど、その時に感じたものは間違いではないし、抱えた想いは届いていて、いつかこうして巡り会えるから傷つかないで欲しい、と言ってくれた水心子。

中止になったパライソのライブビューイングチケットを払い戻ししに行った時のこと、もう2度と普通に観劇することが出来ないのかもしれないという絶望感のなかで心覚を初めて見た時のこと、様々な悔しさや喜びを思い出しました。

そして、ここまで頑張ってきて良かった、これからも共に歩んでいきたい、そんな風に思えるお祭りでした。

いや2部冒頭の映像については私も色々言いたいことはありますけど……あれは今回切りということで…ね…!!!!

 

そんな感じで忘れる前に脳内記憶をつらつらと書きだしただけになってしまいましたが、何かの参考や暇つぶしになれていたら幸いです。

ちなみに私は今回の音曲祭、3公演参加したら体重が3キロ落ちました。

多分1キロずつ魂を置いてきたのだと思います。

これから行く方は魂を置いてくる覚悟をしていくといいかもしれません!!!!!